2005年06月29日
月見草種子油
月見草種子油にはγ一リノレン酸が7〜7.5%リノール酸が約72%が含まれています。
γ一リノレン酸はホルモンと同様の働きをして、身体のいろいろな調節機能に関与する強い生理活性作用をもっているプロスタグランジンの基になる物質で、この物質は生体内で酵素の作用によってリノール酸からγ一リノレン酸を経て生成されます。
健康な人はリノール酸からプロスタグランジンが生成されますので必要はないのですが、糖尿病、高脂血症、飲酒量の多い人、老人、肥満などによってリノール酸からγ一リノレン酸への転換が阻害される人たちにはγ一リノレン酸の摂取は有効です。
月見草種子油の特徴はγ-リノレン酸を高濃度に含有していることです。
来歴
アメリカ東部のインディアンが民間薬として使用してきましたが、これがヨーロッパに伝承されると広く普及して「王様の万能薬」と呼ばれるようになりました。
一時は忘れ去られた薬用植物でしたが、最近リノール酸が豊富であること以外にγ一リノレン酸が種子オイルに高濃度で含有されていることで注目をあつめ、健康食品として利用されるようになりました。
効用・効果
(1)リノール酸からγ一リノレン酸への転換かつ阻害される要因のある人には有効である。
(2)コレステロールを下げて、動脈硬化や高血圧の予防に有効で・肥満に対しては抗肥満効果が期待できる。
(3)生成されるプロスタグランジンは種類によって血が凝縮するのを抑制して脳卒中や心臓病を予防(凝集によりできた血栓が血管を塞ぐのを予防する)、子宮を収縮させたり腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を高めたりといろいろな生理機能の調整をしている。
プロスタグランジンの生成が阻害されるとこれらの調節機能が低下し障害が現れてくる。
(4)月経前のイライラ、頭重などの症状に有用である可能性がある。
用い方
γ一リノレン酸として1日270mgの服用でアトピー性湿疹に効果が認められたと報告されています。
別名:
イブニングプリムローズ油
月見草油
まつよい草油
2005年06月29日 21:26