2005年07月26日
レイシ(霊芝)
サルノコシカケの一種であるマンネンタケのことを霊芝といいます。サルノコシカケは高血圧、動脈硬化さらにガンに効くと珍重されていますが、すべてのサルノコシカケが有効なのではありません。
霊芝はある特定の病気の治療に用いるのではなく、病弱や虚弱な体質を徐々に健康で丈夫な身体にする生薬なのです。胃の働きが弱い人も胃酸過多の人も、また高血圧の人も低血圧の人も霊芝をつづけて服用することで正常な状態に体質を戻します。
肝臓の保護作用、強心作用、鎮静作用、鎮痛作用はおだやかで、安心して服用できます。
霊芝に含まれる多糖体に制ガン作用があることは認められていますが、これはガン細胞を直接攻撃するのでなく、体の免疫力を高めてガン細胞の増殖を抑えるものです。
漢方のレイシの薬理作用は滋補強壮、解毒収敏、血中脂質を低下するとなっています。主成分はアミノ酸、タンパク質、ステロール、アルカロイドなどですが、はっきりした薬効成分とその作用メカニズムはまだ解明されていません。
来歴
霊芝の天然品は入手が極めて困難で、古代より不老長寿の薬「仙草(せんそう)」として珍重されていました。昭和46年京都大学食糧研究所で霊芝の人工培養生産に成功して以来、急速に広まりました。
霊芝は中国の古典医薬品集『神農本草経』にも、中国明時代の医薬品集『本草綱目』にも収載され、人参と並んで上薬(じょうやく)とされています。
上薬とは一般の生薬とは異なり、副作用がなく、毎日服用して、体質を改善して健康をもたらす薬です。
効用・効果
(1)霊芝を常時服用すると胃腸の栄養吸収機能を促進し、滋養強壮効果がある。これが滋補強壮である。
(2)霊芝には肝炎などを予防する肝保護作用が動物試験で認められた。これが解毒作用である。
(3)同様に動物試験で鎮咳・去疾作用があり、これが収敏作用である。
(4)同じ試験で血圧降下と利尿作用が認められている。
(5)別の試験では腫瘍抑制効果があったと報告されている。動
物試験に使用された霊芝はエタノールや水で抽出されたエキスまたはその濃縮エキスを使用して実験したものです。
用い方
血中脂質や血圧降下には霊芝粉末または煎剤で1日約15gを長期服用するとよいといわれています。06.7.26
別名:サルノコシカケ マンネンタケ
2005年07月26日 16:35